9月28日台風スウェル

波の音が徳島県南の小さな町全体に届いてきていた昨晩。

The Dayとなった9月28日の今朝。



ゲッティングアウトする時を慎重にはかるサーファー達。

沖に出るタイミングを一瞬でも間違えると、スタート地点へ振り出しに戻ってしまう。

この町はサーフボードファクトリーや倉庫、サーフショップがいくつか集まっている特殊な所、
平日にも関わらずこんな日は多くのレジェンドやローカルサーファー、プロサーファーたちが集結する。

皆を湧かせるような何本ものチューブライディング、そしてワイプアウトを見せてくれた辻裕次郎プロ。
このポイントでの彼のテイクオフからのねじり込は誰にも真似できない。

↑中村竜プロ。サーフィン以外でも多才な彼は見た目はクールでも波乗り精神はかなり熱くかっこよい

ノースショアや沖縄のハードリーフを経験している仲野タダスケ。
この写真はディープなポジションからのチューブライディングを、スピッツと共にメイクした瞬間。

彼はこの数日でいったい何本のチューブをメイクしているのだろう。

台風からもたらされるウネリとは、一生忘れられない時をサーファー達に与えてくれる。


今日このポイントに入っていた多くのサーファー達は、ラウンドテールやピンテール、
長さは6`0から7`8ほどのボードを使っていた。

誰もがポリエスターのフォームのボードを使っていることは、とても大きなヒントを得られる。

そしてほぼ全員がトライフィンのセッティング、中にはチャンネル入りのシングルフィンも見られた。


The Dayとは、自分、サーフボード、リーシュ、ワックス、着るトランクスにまでこだわりたい。

The Dayを自分にとってのThey Dayにするため
それぞれのレベルがどうであろうと
皆さま一人一人が感動する波に出会えますように。